今回は、外壁塗装の際に施す養生の設置作業で実際に使用する道具について解説していきたいと思います。使う工具や道具の特徴、内容をしっかりと把握する事で、作業の段取りの効率化や、仕上がりの向上に繋がりますので、是非ご覧ください。
養生に使用する道具
ハサミ
養生用のマスカーやビニールを加工するのに使用します。持ち手が大きくて、フッ素コーティングされたものが便利です。
ダスター
養生面の汚れを綺麗にするのに使用します。塗装部分が汚れていると、塗料が綺麗につかなかったり、乾いた後に剥がれてしまう原因となる為、下地を綺麗な状態に保っておく事が重要です。
細工用カッター
養生したマスキングテープなどを細かく切る時や、切れ込みを入れる際に使用します。窓枠のサッシや装飾など、角が出ている部分に綺麗にテープを貼るのに便利です。
ササラ
竹や細い木材を束ねて作る道具で、養生テープを上から抑える際に使用します。
皮スキ
マスキングテープや布テープを綺麗に加工する際に使用するもので、ステンレス製で強度が強い物が好まれます。
パテベラ
パテを塗るだけでなく、時にはマスキングテープを切ったりする際に使用します。養生マスキングテープを切る場合には50mm幅のステンレスベラが丁度良いサイズになります。
アートナイフ
細工用カッターと用途が似ており、養生したテープを細かく切ったり、硬貨した塗料に生じたバリや汚れを綺麗にするとき使用します。
フィアバーモップ
シャッターボックスや庇といった、建物外周部にある凹凸の清掃や、軒天、屋根部分の掃き掃除に使われる道具で、微細な汚れも掃けるので作業の効率向上が可能です。
メリヤスウェス
主に湿った箇所や、汚れの目立つ部分をふき取る際に使用する道具です。いくつか種類があり、カラーウェスは溶剤が付くと色落ちしてしまう場合があるため、使用する際は注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は実際に養生で使用する道具等について解説させていただきました。もしDIYをする際は用途に応じで似たような道具を探してみたり、自分で作ってみると、より楽しいかもしれません。次章では養生の手順や費用について解説していきます。